ＭＭＤカオンとイナ

せっかくカオンもＭＭＤ化したんだし。
ホイホイ動画作っていくか！！
……というわけで、ホイホイ作ってしまいましたよっとヽ(ﾟ∀ﾟ)/

ニコニコ動画　→　http://www.nicovideo.jp/watch/sm23700062　
YOUTUBE　→　https://www.youtube.com/watch?v=37CDf-QsYY4
 
お好きな動画サイトでどうぞ～。

どっかでイト姫のＭＭＤとカオンのＭＭＤで動画化したいんですがなかなか～。
イメージにあう曲から探さなくてはならないので。
できればダンス中イト姫に纏わりつきまくるカオンをやりたいんですがね。
ＭＭＤは奥が深いし難しいのでなかなか(；´Д｀)

それからそれから。WaterSproutSのイナを描いて頂きましたよっと。
FF5のファリススキー仲間（命名）あけはたさんに描いて頂きました。
凛として華々しくも輝かしいイナでございます(*´Д｀*)
是非見てくださいませ。

久しぶりにイナで短いのを書こうかな(´･ω･｀)
よかったら続きから読めますのでどうぞ～。
あ。先にイナとカオンの漫画を読んでおくといいかもです(`･ω･´)ｖhttp://zikunoana.houkou-onchi.com/comic_j/comic01/comic_inakaon.htm

『イナの退屈』


　私はまだまだ。まだまだまだまだ強くならなければならない。

「ぐええぇっ！」

　
　武神と言われる父上を超えるために。

「うぶはらっ！」

　鬼神の強さを得るためにも。

「おおうふっ！」

　私は戦い続けなければならないのだ。
「……って。弱い者ばかり相手じゃ強くなれぬわ！」
　こうやって考えながら戦っていても余裕で三人倒してしまった。
　弱い者イジメは好かない。
　けど、悪を断つ剣として、こんな盗賊どもを野放しにするわけにもいかず。
　斬っても斬っても湧いてくるゴキブリのような輩達。
「うぅむ。もう半歩踏み込めたなら……私もまだまだ未熟じゃのう」
　百人を斬ったところで盗賊の親分が登場した。
「テメェ！この俺様を誰と思っ――」
　斬ッ！
「それ以上、語る必要は無いぞ。時間が勿体無いじゃろ？」
「う、そぅ～……」
　親分がやられたら子分どもは散り散りになって逃げ、盗賊団もこれまで。
　というのがよくあるテンプレなのだが、今回は少し違ったようだ。
「よくも親分をやってくれたな？今度は副親分の俺が相手だ！」
「副親分って初耳じゃぞ……」
　アンニュイに答えると、男は大きな鎖をひっぱり、５メートル級のホワイトタイガーを持ち出してきた。
「さあさあさあ！命乞いをするなら今しかねぇぜ！？」
「こぉの、愚か者めがぁああ！！」
　私は斬巌刀を振り下ろし、ホワイトタイガーの鎖と首輪を断ち切った。
　ホワイトタイガーは吠えるとその大きな体を持ち上げ、私に向かってきた。
　私はその脇をくぐると、左腕でホワイトタイガーの腹を抱いて、そのままずるずると男のほうへ駆けよった。
「ひ、ひえええ！バ、バカぢから女！！」
「たわけ！このような可愛いニャンコを鎖で縛るとはどういうつもりじゃ！！」
「へっ？」
「おまけに盗賊などに飼われて、この仔がケガをしたらどうするのじゃ！」
　私はホワイトタイガーの首に腕を回してモフモフッと顔を埋めた。
　首のほうをかいてやると、ホワイトタイガーは目を細めて喉を鳴らした。
「ニャ、ニャンコだ？トラだろ？」
「おーよしよし。おぬしは立派なトラじゃ。このような者たちに飼われてはならぬぞ？」
「ご、５メートルのトラを持ち上げやがった……」
「んんー。よしよし♪」

　ガルゥ～♪

　可愛いものじゃ。私はどうもネコ科の動物に弱い。
　とても可愛らしく感じてしまうあまり、どれだけ凶暴でも斬ることができないのだ。
　……カオンおばさんの影響、受けておるのう。
「ほれ、好きなところにお帰り。もう捕まるでないぞ？」
　ホワイトタイガーは私の周りを２，３周すると嬉しそうに駆けていった。
　……も、もっとモフモフしたかったのう……。
「テメェ！トラなんぞいなくってもなぁあ！！」
　腰の剣を取り出す男。周りの子分たちは既に逃げている。
　私はやれやれと男に背を向けた。
「なんとか言ったらどうだ！！」
　なんとか言えと言われたら。もうこれしかこの男に言うことなどない。
「おぬしはもう、斬っておるぞ」
「な、ん……アラ？」
　ドスンと倒れる音が一つ。

　退屈な戦いで勝ち取ったのは退屈な正義になってしまうのだろうか……。
　否。それでも正義を貫いたといえるのならよしとしよう。
　一匹の、いや、一頭のニャンコ……いや、ホワイトタイガーを助けられた。
　私にとってはそれだけで命と正義を賭けるに値するのだ。

「……しまった。もっとモフモフするべきじゃった！！」

　私は急ぎ足で走り出した。
　さっき賭けていったホワイトタイガーの方向へ……。

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　手抜きのつもりだったけど……もっと手を抜ける気がする。
　簡潔で面白く。なかなか難しい(；´Д｀)