味噌汁ネタでこしまき！

↓↓続きに『こしまき！』で味噌汁プロポーズさせてみました。果たして越野の運命や如何に！？↓↓

（そうか。今はそういう流れか……）

「なぁ、真紀。お前の味噌汁が食べたいんだけど。できれば毎日」



「はぁ～？　お前はいつも唐突だな……」
「私の味噌汁は高いぞ。一杯一万円だ」

「お前、ホントにガメツイよなぁ～」
「っていうかそんなに美味かったっけ？」




「なめるなよ？　体が資本だぞ。食生活も管理できなくてどうする？」
「和食に限ってはうちの親父より美味く作れる」
「待ってろ、今証拠を見せてやる」

　　　　　～～～１時間後～～～

「お前……何でご飯とおかずも用意してんの？」
「いやぁ～そんなに張り切って貰えると嬉しいねぇ～」




「馬鹿野郎。食生活が基本だと言っただろうが！」
「だ、誰がお前なんかのために……」

「避けられなかった……何も殴る事ないだろう」
「さて、真紀の真心こもった食事を頂きますか！」




「こめてない！！」
「味噌汁だけ飲んでろ！！」





「ズズッ……………………っ！？」




「な、何だよ？」





「美味い！」
「いやぁ、これなら結婚しても大丈夫だな」




「余計なお世話だ」





「そんな訳だから。毎日、俺に味噌汁作ってくれ」





「断る。今食ったじゃないか。毎日なんて面倒臭いし」
「何だよ。まるでプロポーズでもしてるみたいじゃないか」





「そうだよ。コレ、味噌汁プロポーズ」



「あぁ、そうか。コレ、味噌汁プロポーズなんだ」







（あれ？　予想外の反応だな……？）




「…………………………」






（やばいなぁ。こっちのフラグが立っちまったか）





「誰が信じるかボケェ!!」


ベキバキボキドスッ!!…………グチャ!

「やっぱりこうなるオチか。おーい、真紀～？」

「………………あぁ～あ。行っちまったよ」
「とりあえず『味噌汁プロポーズ』は失敗という事で。このサイトのカップルで成功するのはリシュワットとリラくらいなもんだなぁ、たぶん……」