カテゴリがおかしい気がしてきた……。
なんだかブログ小説だけなのが勿体無くも感じてきました。
どうするか……何にせよ、名前を決めなきゃ始まらない!w
前回はあえて何も書きませんでしたが、ご存知の通り、竹蔵とイトの娘です。
リシュワットを師と仰いで剣を受け継ぎ、リラに育てられたサラブレッドですw
名前どうするかなぁ~。いっつも名前に苦労してますw
単発かと思いきや、また書いてしまいました↓前回より過去の話です。
ブログ小説『竹蔵武勇伝†他~父と娘~』
????「アイリーン様! 来ていたのですか!」
久しぶりの再会に、あたしはアイリーン様に抱きついた。
母上の旧友と聞くが、うちの親戚かと思うくらい母上に似ておられる。
アイリーン「おぉ。大きくなったのぅ? いくつになった?」
????「十歳になりました」
アイリーン「ふむ。そろそろ女らしくなってきたのではないか? 髪もだいぶ伸びたのう」
????「……髪を伸ばさないと、若い頃の父上に似ていると言われるので……」
アイリーン「なるほどのう。そのリボンは母君のかな?」
????「ハイ!」
あたしの髪の先には母上からもらったリボンがしてある。
この髪がどんどん伸びていっても、ずっと付けていくつもりじゃ。
アイリーン「では私からはこれを贈ろうか」
そう言ってアイリーン様は赤い宝玉を差し出した。
アイリーン「これは愛用の杖に付けていたものじゃ。おぬしにやろう」
????「わぁあ! ありがとうごうざいます!!」
あたしは左のショルダーアーマーについている青い玉と交換した。
少し重たいけれど、綺麗に光っていた。
????「これで父上に勝てます!」
ぐっと拳を握って見せると、アイリーン様は困ったように笑った。
アイリーン「まだ父親が嫌いなのか?」
????「はい! いつかこの手で倒してみせます!」
アイリーン「そうは言うが……おぬしの事をちゃんと心配しておるのじゃぞ?」
アイリーン様はニ枚の手紙を取り出した。
????「それは……?」
アイリーン「二人からの手紙じゃ。ホレ、ここを読むがいい」
うち一枚の手紙を受け取ると、アイリーン様の指した所を読んだ。
それは父上からアイリーン様への手紙だった。
????「『もーすぐ戻るぞ。娘の事を頼む。早く成長した姿を見たい』」
アイリーン「のう?」
????「…………うん」
あたしは父上を誤解していた。
母上を独り占めして、あたしの事なんかちっとも考えていないと思っていた。
離れていても、父上はあたしを想ってくれていたのじゃ。
こうして会いに来てくれて――――
????「ん? 続きがある。『イトが身篭ったからなぁ。予定より早く戻るハメになった。まぁいいか』」
アイリーン「あっ……」
………………む? 母上が身篭ったから戻ってくるのか?
…………あれ? あたしに会いに戻ってくるんじゃないの!?
……あれ? あたしは?? あたしは????
ブチンッ!
????「あぁ~んのぉおおお! クソ親父がぁあああああ!!」
父上の手紙をビリビリに破いてやった。
アイリーン「……ま、フォローのしようがないのぅ」
????「アイリーン様。これで失礼します! これから剣の修行があるので!!」
アイリーン「よいよい。打ち負かしてやるがよかろう」
????「ハイッ!!」
あたしは斬巌刀(ざんがんとう)を片手に、外へ飛び出した。
目指すは打倒・父上。最強の武人だろうと関係ない!
もっともっと腕を磨いて、武人を断つ剣になるのじゃ!!
性格がおふみ+イト姫な感じがしてきましたwそれはそれでアリですかね?ww
ちなみにアイリーンの杖に付いてる宝玉を装備する設定はももこさんが作ってくれました♪
色んな要素があって面白いキャラになってしまいました^^
そしてそして、ももこさんに竹蔵とイト姫の娘をデザインして頂きました。
かなり決定版に近い形になっています。
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