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目の前で苦しんでいるのに、どうすることもできないってツライですね。
相手が大事であればあるほど、そういうもんだなどと、割り切れない男なものですから。
ツライのは本人なのになぁ……話を聞く。そんなくらいしかできないんですよね。
そんな時、母ももこは言いました。
「そこに影利さんがいなかったら、その人はどうなっていましたか?」
どうなっていたんだろう。どうもなっていなかったかも。
でも、僕は多分、放っておけなくて、やっぱりそこに行くんでしょうね。
そう思うと、一人にさせるよりは無力で悔やんだ方がマシだと思えてきます。
愚痴とか幾らでも聞くって言うけれど、ポロっと出ちゃう愚痴と、吐き出すような愚痴って違うんですよね。
いくら愚痴でも、話すほうは心を削る思いだと思うので、僕は安易にそんなことは言いません。
でも、それが今必要だと思ったり、大事な人にはやはり話してくれって言ってしまいますね。
それは相手のためなのか、僕が聞かずにはいられなかったのか……
まだまだ男を、人間を磨けていないんだなぁと思う一日でした。
だから、また悔やんで、また泣いてしまうんでしょうね。
それでも、大切な人を守れるような、そんな男になりたいです。
≪今日のイト姫≫
「わしにも守りたい者、大切な者が大勢いる。
じゃから、その者のためにできることは惜しみなくする!
わしは影利殿のようには悔やまぬぞ。
たとえ無力でも、守りたいと思う心は無限大じゃ!!」