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我ら中部地方の中部電力では東北の方へ送電することが決まりましたが、日常生活にはあまり影響はない模様です。
節電協力の通達があり次第、そのようにするつもりですが、それでも日常で節電できる所はしていきたいと思います。
ブログの更新もするか否か悩んだのですが、この地震で思うこともたくさんあり、また平常通りであることでこちらの現実と被災地の現実を繋げたく思っています。
ツイッターで色んな情報を拡散してきました。11日12日の誕生日を祝うイラストや、ピクシブで励ましのイラストを投稿している方もたくさんいます。
中にはそれらを非難する声もありますが、今できることというのはその人その人の中で違いますし、精一杯の気持ちに相違なんてないと僕は考えています。
テレビで被災地のたくさんの映像を見て、涙を堪えられませんでした。
どうしたって堪えることなんてできませんよ僕には……。
でも、僕なんかよりももっと涙で頬を濡らした人が、大勢います。
そんな中で、どういう励まし方をしても、心に届かない人がいると思います。
最初に言ったように、すべての励ましが受け入れられるものではありません。
家は無事だから、家族は無事だから、友人は無事だから、近所の人は……。
そのどれもが当てはまる人はそんなにいないように思います。
むしろまだ、地震も津波も警戒しなければならず、それが過ぎ去った後で前の生活に戻れる人も限られています。周りがそういう状況では、完全にもとの生活に戻れる人なんて一人もいないのかもしれません。
それでも僕は、僕がいいと思うやり方で支援していけたらと思っています。こんな弱小サイトですけど、一人でも励ますことができるかもしれないので。
あの津波を見て、「現実のものとは思えない」という方が大勢いますが、まさにその通りです。
現実のものですけど、そう思えるような、簡単に受け入れられるようなことではない。
日本だから大丈夫。なんて考えが津波に飲み込まれた人の中にはいたかもしれませんが、そう考えてしまうのも仕方がないことです。
僕もテレビの津波警報を見た時、地震の規模にばかり目が行ってしまい、チャンネルを変えるくらいでしたから。
今回のことで、本当に津波の恐怖を知りました。
そして今もまだ、救援支援を求める人たちがたくさんいます。
一日も早い復興を願って止みません。
それと、この大災害は他人事でもありません。
岐阜にも東南海大地震が控えています。今回と同じく太平洋プレートによるものです。
今度は僕が何かを失ったり、僕自身の命を失うことになるのかもしれません。
生き残ることの方が悲しいものですが、多くの命が救われれば、その悲しみも少しは小さくなります。
だから、僕たちは本当の意味で「生きる」という選択をしなければならないと思うんです。
どんな状況であろうとも、生き残れる道を選ぶこと。それがこの悲しみを救うことができるのではないでしょうか。
安直な考えかもしれませんが、それが一番大事なことだと僕は思います。
それぞれの大切な人たちのためにも、生き残ってください。
≪今日のイト姫≫
「助けを求める自分も人。同じ気持ちで助けを求める見知らぬ誰かも人。
救助に駆けつけてくれる見知らぬ誰かも人。
この惨状に心を痛める見知らぬ誰かもまた、同じ人じゃ。
そう思うと、この世界はみんな同じ人ばかりじゃのう。
どうじゃ? 他人など、一人もおらぬように感じるであろう?」